文法は理解できるもの
文法って聞くとどんなイメージですか?
世間では「文法はワルモノ」、「もっと使える英語を」、「アウトプットを」という風潮の中、「きちんと文法を考える」ことが、まるで時代遅れのように、とらえられているのが残念です。
文法はルールをやみくもに暗記しなければならないものではなく、基本的に理解できるものです。
日本人向けの文法の参考書は大量に書店に並んでいます。一般に受け入れられている参考書も2つの問題を抱えています。
1,知識を並べたもの
全てを解説したような分厚い参考書は、知識を並べただけとなっていて、そこにつながりを見出せません。バラバラの知識をただ並べているので、全体が見えないまま、部分を切り取り説明しています。これでは、文法の辞書として使うことはできても、ルールを理解して使うには無理があります。
2,単純化しすぎている
「分かりやすい」を売りにしている参考書もありますよね。そういった参考書は分かったと思わせることを目的としていて、極端に単純化しています。そして重要なことも抜けていたりします。つまり、「なるほど」と読者が思いやすい点のみに焦点をあてて説明しています。こうゆう参考書は英語学習のネタにはできるかもしれませんが、英語を身につけるという立場からすると、役に立つものではありません。
当塾の授業は、極端に単純化しません。
そのため、理解には努力が必要になることもありますが、できるだけ分かりやすく説明します。
それによって、文法を理解しながら、文法ルールの全体像を理解できるようにしています。
文法のとは「語」の配列ルールと「単語の使い方」です。
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