お子さんに本当に合っている?
最近、「東大生の~」という勉強法やテキストなど見かけますよね。
「どうやって勉強したんだろう?」「うちの子もできるかな?」なんて気になりますよね。
「やってみようかな」なんて考えたことのある保護者の方もいるんではないでしょうか。
確かに効果ありそうですよね。
「よし、うちの子もやろう!」と思うかもしれませんが、少し待ってください。
落ち着きましょう。
実際に東大に合格した人が言ってるんだから、効果のある勉強方法なんです。
でも、その勉強方法は紹介してる人に合ってるけど、あなたのお子さんには合ってるかは、また別です。
東大に行こうと勉強する人は、相当勉強に慣れてるはずです。勉強に慣れているということは、自分の学習ペース、方法が確立していて、体力があるということです。ここで言う体力は実際に体を動かす時の体力ではなく、勉強する=脳を使う体力です。
あなたのお子さんが、「勉強する」ということに慣れていて、さらに上を目指すなら、その勉強法を試してみていいかもしれません。
でも、勉強に慣れていないお子さんは、同じようにはできません。
使うテキスト、学習方法で大事なのは「お子さんに合っているか?」になります。
- お子さんの理解度
- お子さんの性格
- お子さんのライフスタイル
目標80点だからといって、今50点の子が80点取るためのテキストでは分からないことが多すぎて、勉強を諦めてしまうかもしれません。
真面目な子ほど1回の勉強で完璧に暗記しようと時間をかけてしまいがちです。暗記は1回にかける時間よりも、覚えたいものに触れる回数を増やすほうが、記憶に残ります。
「東大生の~」とか言うのは、確かに聞こえはいいですが、みんなに効果があるなら、その方法を試した人全員、東大に行ける学力になるはずです。
でも、実際にそんなことはないですよね。
「東大生の~」が効果がないと言ってるわけではありません。
もちろん、効果がある人もたくさんいます。
でも、それをやったから、学力がすごく上がるとか、そんな単純なものではないということです。
大事なのは、テキスト、方法が「今のお子さんに合っているか?」この一言につきると思います。
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