塾の想い

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木村秀聖
塾長

昔の私も、うまく聞けない子でした。 だから今、あの頃の私にしてあげたかったことを、生徒たちに届けています。

塾を“自分で立ち上げる”ことに、どんな思いがあったんですか?
塾講師や家庭教師として、いろいろな子どもたちと関わるなかでずっと感じていたのは、「同じ方法では、すべての子に届かない」ということでした。
実は、塾を始めるときにフランチャイズという選択肢もありました。でも、決まった指導法や型にはまったカリキュラムでは、その子に本当に必要なことができないと思ったんです。

たとえば、目標が同じ“80点”だったとしても、スタート地点や理解のしかたは一人ひとり違います。
電車で行ける子もいれば、歩いていく子もいる。なのに、同じスピードで、同じ道順で、と言われても、それじゃつまずいてしまう子も出てきてしまう。

だからこそ、その子の今の場所に合わせて、少しずつでも確実に前に進めるような、そんな塾をつくりたいと思ったんです。
成績や結果だけではない、“勉強する意味”って何だと思いますか?
勉強は、目の前の成績や知識だけを追うものではありません。
何よりも大切なのは、続けることそのものだと考えています。

続ける力は、どんな道に進んでも必ず役立ちます。
だからこそ、結果よりも、コツコツ積み重ねる行動を大事にしています。

目標や夢も、今の力だけで決めるのではなく、
「こんな未来にたどり着きたい」というゴールから、今できることを考えてほしい。

周りに惑わされず、自分自身の道を選べる力を育てていきます。
本当は、もっとできるようになりたい。そんな気持ちを、あきらめたくない子に伝えたいことは?
できるようになりたい、変わりたい――。
そんな気持ちを持っている子に、私は「焦らなくていい」と伝えたいと思っています。

どんなに小さな一歩でも、自分で進もうとするその力こそ、本当に大切なものだからです。
結果がすぐに出なくても、うまくいかない日があっても、続けた時間は必ず未来の自分を支えてくれます。

私は、頑張ろうとするその気持ちを、何よりも大事にしたい。
そして、そっと背中を押しながら、一緒に進んでいける存在でありたいと思っています。
勉強が苦手な子、質問ができない子には、どう接していますか?
質問するのは分からなかった時ではなく、
「質問しようか迷った時」と伝えています。
本当に分からないかどうか、質問していいのかどうか――、
そんなふうに迷ったら、立ち止まる前に一緒に解決します。

「こんなに聞いたら悪いかな」なんて遠慮はいりません。
質問がたくさん出ることは、勉強を真剣に取り組んでいる証拠。
どんな小さなことでも、しっかり向き合っていきたいと思っています。
生徒の成長を感じる瞬間は、どんなときですか?
最初は、「英語だけ苦手で……」と恥ずかしそうに話してくれた生徒がいました。
個別指導でコツコツ積み重ねていくうちに、テストの点数が上がり、少しずつ自信をつけて――
気づけば、「英語、得意科目です!」と笑顔で言えるようになっていました。

苦手を乗り越えた先にある、自分を誇れる瞬間。
そんな成長を、一緒に喜べる塾でありたいと思っています。
他の塾と「ここはちょっと変わってるかも」というポイントは?
勉強に向かう気持ちは、自然に湧いてくるものではありません。
私は、日々の会話のなかで「何のために勉強するのか」「将来、どんな自分になりたいのか」といった答えのない問いを一緒に考えていきます。
正解はなくても、考え抜く過程で、生徒は少しずつ自分を深く知り、自分の気持ちで歩き出せるようになります。
誰よりも自分を信じられるように――そんな想いで、生徒たちと向き合っています。
最後に、これから塾を探している保護者の方へメッセージを
“このままじゃダメだ”って、どこかで思ってる子に、うちの塾はきっと合います。

点数が良くても悪くても、そこは関係ありません。
やる気がなく見えても、実は“やらなきゃ”と思っている子はたくさんいます。
その気持ちを、行動に変えるお手伝いをしたいんです。

逆に、“行けばなんとかしてくれる”という考えだけでは、うちの塾は合わないかもしれません。
塾は魔法じゃありません。けれど、一緒に考えて、一緒に乗り越えていく場所にはなれます。

その第一歩を、ここで踏み出してくれるなら――私たちも本気で応えます。
お子さんの希望を聞かせてください。あとは一緒に進めます。